海外ライブチャットは違法？危険な理由や逮捕事例を解説！

ライター
ミキ元チャットレディ

元チャットレディのミキです。
大学生の時に通勤でチャットレディのお仕事を2年半していました。現在はチャットレディ事務所のスタッフとしてコラムを作成したり、チャットレディさんの売上アップの為にサポートしています！

海外ライブチャットは違法、海外ライブチャットは危険。
海外ライブチャットに対して「ヤバそう！」というイメージを持っている方は非常に多いと思いますが、具体的に何が違法で危険なのかは分かりづらいですよね。

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海外ライブチャットの違法性

海外ライブチャットには違法なイメージはあるものの、海外ライブチャットの違法性は運営会社・サーバーが設置されている国の法律を守って運営されているかどうかによります。

例えば、日本ではライブチャットを運営するにあたって、風営法「映像送信型性風俗特殊営業」の届出が義務付けられています。

海外ライブチャットへ出演する際に気をつけたい法律

海外ライブチャットは運営会社やサーバーが海外にあるので日本の法律は適用されませんが、日本国内から配信するチャットレディに対しては日本の法律が適用されます。

実際に逮捕者も出ていることから、チャットレディが気をつけるべき法律は「公然わいせつ罪」と「わいせつ物頒布等の罪」です。

公然わいせつ罪とは

公然わいせつ罪とは、不特定多数の前でわいせつ行為をすることです。
ライブチャットは会員登録すれば不特定多数のユーザーが視聴できるサービスなため、チャットモードに関係なく局部を見せると公然わいせつ罪に問われる可能性があります。

2ショットはお客様とチャットレディの2人きりなので罪に問われないと思いがちですが、ライブチャットにおける公然わいせつ罪のポイントは「公然性」と「わいせつ行為(局部の露出)」がポイントです。

2ショットは1対1の空間なので、そのチャットに関して公然性はありません。
しかし、公然わいせつ罪は不特定多数の人が不快な思いをしないためにわいせつ行為を規制する法律なので、ライブチャットは会員登録すれば誰でも視聴できるサービスであることからも「パーティーは局部露出NG」「2ショットは局部露出OK」とは言い切れません。

2ショットは局部を露出しても警察にバレにくいかもしれませんが、絶対に罪に問われないとも限りません。
ちなみに日本のライブチャットは2ショットでも局部が見えそうになると強制的にチャットが終了するシステムになっています。

公然とわいせつな行為をした者は、六月以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。

引用元: e-GOV法令検索(刑法・第174条)

わいせつ物頒布等の罪とは

わいせつ物頒布等の罪とは、わいせつな文書・電磁的記録などの分布や公然での陳列をすると2年以下の懲役または250万円以下の罰金が科せられる刑法(犯罪)です。

チャットレディの場合、局部を露出した画像や動画をインターネット上に公開したり、局部を露出した配信を行った場合に罪に問われる可能性があります。

わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。

引用元: e-GOV法令検索(刑法・第175条)

わいせつ行為とは

少し複雑なお話ですが、日本の法律にはわいせつの明確な定義がありません。
裁判所は「普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反する(見たくない人もいるという意味)」に基づき、事案ごとにわいせつ行為を判断しています。

公然わいせつ罪やわいせつ物頒布等の罪では、過去の判例でもモザイクなしでの局部露出が一般的にわいせつ行為とされています。

つまり、裁判所が局部を露出する行為は不特定多数の人に不快感を与えると判断しているため、局部を露出する行為が罰則対象となっています。

海外ライブチャットで局部を露出して逮捕された事例

チャットレディがわいせつ行為で逮捕された事例は実際にあります。
日本のライブチャットは局部を露出できないため、逮捕事例のほとんどは海外ライブチャットです。

2019年は特にFC2ライブで逮捕者が続出しました。
配信だけではなく、局部が見える動画をアップロードした疑いで逮捕された人もいます。

また、セックス配信も絶対にNGです。
2014年にはFC2でセックス配信した男性が逮捕されており、ライブ配信中に捜査員に踏み込まれて現行犯逮捕されました。

逮捕されるきっかけは警察のサイバーパトロール

配信者が逮捕されるきっかけは基本的に警察のサイバーパトロールです。
先ほどご紹介したように現行犯逮捕されるケースは稀であり、配信チェックによる地道な証拠収集から後日に逮捕されることが多いです。

FC2ライブのようにすでに逮捕者が出ている有名サイトはサイバーパトロールの巡回頻度が高いと推測されます。

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海外ライブチャットへ出演する際に覚えておきたい2つの危険性

海外ライブチャットであっても配信場所が日本国内であれば局部を露出すると逮捕される可能性があるわけですが、海外ライブチャットには局部の露出以外にも覚えておきたい2つの危険性があります。

海外ライブチャットはトラブルを解決できない可能性がある

海外には本当にいろんなライブチャットがありますが、ほとんどのライブチャットは日本語に対応していません。

報酬の未払いなど何かしらのトラブルが起こった際に解決できるかどうかが分からないため、日本のライブチャットよりも不安が大きいです。

海外ライブチャットは国内サイトよりも盗撮されやすい

チャットレディのお仕事には盗撮リスクがあります。
盗撮された動画は違法アップロードされることもありますが、そのような違法アップロードのほとんどは海外ライブチャットに出演したチャットレディの動画です。

どうして海外ライブチャットに出演するチャットレディがいるの？

海外ライブチャットに出演するチャットレディには様々な理由や目的がありますが、局部の露出に関しては高収入を稼ぐためにやっているチャットレデイが多いです。

有名サイトは世界規模でたくさんのユーザーがいる上、過激なパフォーマンスができるチャットレディを探す人も多いです。

海外ライブチャットへの出演に違法性はありませんが、これまでにご紹介したように局部の露出は逮捕される可能性があるのでやめておきましょう。

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まとめ

海外ライブチャットは運営会社やサーバーが海外にあるため、日本の法律は適用されません。
ただし、日本国内から配信するチャットレディに対しては日本の法律が適用されます。

海外ライブチャットであっても局部を露出すると「公然わいせつ罪」や「わいせつ物頒布等の罪」などの罪に問われて逮捕される可能性があることを覚えておきましょう。

また、海外ライブチャット自体に違法性はありませんが、多くのサイトがある中で報酬未払い等のトラブルが起こったときに日本語が通じなければ問題を解決できないのも不安要素です。
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